子供の参観日に、知り合いから「一匹狼みたいだね」と声をかけられたことがあります。
確かに事実です。
子供が幼稚園の頃は、常に一緒に行動するママ友がいましたが、小学校に上がってからはママ友ゼロになりました。
「群れて行動」と「ひとりで行動」の両方を経験した結果、私はひとりを選びました。
今現在、
- ママ友との関係に悩んでいる人
- 1人でいることに不安や寂しさがある人
- 単独行動を好む自分って変わってる?と思う人
といった人に読んでもらえると、同じような仲間がいると分かる内容だと思いますよ。
ついでに、私の身に染みた経験から
避けた方がいいママ友の見分け方もアドバイスします。
もくじ
1人が好きな主婦ってどんな心理?

「1人が好きな主婦」に対してどんなイメージがありますか?
- 寂しそう、かわいそう
- 強そう、自律していそう
- ミステリアス、変わりもの
- 友達がいない、強がっている
周囲の視線は様々ですが、本人の心の中まではわかりませんよね?
しかし、1人でいる人は次のように大きく2つのタイプに分けられます。
「内向的な孤独」と「自律的な孤独」
「内向的な孤独」…他者から逃げるためなど、必ずしも好んで孤独でいるわけではない状態
「自律的な孤独」…他人への関心が薄く、自分自身のために時間を使う傾向が強い状態
「内向的と自律的」では一見同じ孤独に見えても、それぞれの心の中は大きく違います。
内向的な孤独の人は、好きで1人でいるわけではない状態なので、寂しさや不安があるかもしれませんが、
自律的な孤独の人は、1人の時間を充実して過ごせるタイプなので、むしろ誰かと関わることに疲れてしまうタイプかもしれませんね。
幼稚園だと最低限のママ友はいた方がいい

園によって違いがありますが、保護者同士の親睦会・親子遠足など、
少なからず「親も参加する行事」があるので、1人でいることに不安が強い人は
1人にならないためのママ友作りをすることをおすすめします。
群れる理由は「孤立の不安・感情を共有したい」という心理
母親自身、子供の頃から学校生活を通じて「仲間外れ・ひとりぼっち」に対するネガティブなイメージを持っている人がほとんどなのではないでしょうか?
それは母親になっても一緒なんですよね。
子供が通う幼稚園でも、無意識に孤立したくないと考える母親が、それぞれの居場所をもとめてママ友探しをしています。
一見「気が合う人が見つかった」という状況も、
根底では「1人になりたくない同士の利害関係が一致した」ともとらえれるわけです。
ママ友作りの理由が「一人になりたくない」でもOK
特に最初の子の場合は、母親も幼稚園生活において何も分からないので不安です。
実際に私もそうでした。
持ち物など、子供に変わって全てしてあげないといけないので、細かい事を相談しあえるママ友がいる方が安心です。
一人になりたくないからおしゃべりできる人が欲しい
という動機でも全然OKです。
私は、そういった特殊な状況で仲良くなった人を「ママ友」と呼ぶことにしています。
ただ、2人目や3人目の子供が幼稚園の人は送り迎えしか見かけなかったり、
働く人も多かったので、あえてママ友を作らない人も多くいましたね。
避けた方がいいママ友の見分け方

大前提として知っておいて欲しいのは、人間は基本的に悪意が無い人ばかりです。
自らを悪い人間だとは思っていないので、正しい事をしているつもりでも嫌われる可能性が誰にでもあるという事です。
私もいろんなママ友と関わらせてもらいましたが、合わないママ友もいました。
そんな私のつたない経験で学んだ「避けるべきママ友5選」を挙げたので、何かしらの参考になればと思います。
1・子供同士の相性が悪い
私の場合、幼稚園では親の人間関係より子供が楽しそうかどうかが重要です。
親同士が仲良くても、子供同士の相性が悪い場合はあまり関わらないようにしました。
幼稚園くらいの子供は、親の付き合いを通じてお互いの子供がお友達になるパターンもありますが、うまくいかない事もあります。
幼稚園はあくまでも子供が通う、子供が主役の場所なので、母親の人間関係を優先してまで子供に負担をかけるべきではないと思っています。
2・人の悪口で会話が盛り上がるママ友
あまり親しくないママ友と話をするきっかけが、誰かの悪口だったりしていませんか?
「ねーねー、あの人ってさ~…」
そんな会話が最初のとっかかりだった場合、今自分がトラブルの入口に立っていると思って下さい。
口は災いの元なので、
「さ~、私はよく知らない(←知ってても)」
と言って、悪口には付き合わずにその状況から脱出することをおすすめします。
悪口大好きな人は「情報をくれない人・話を聞いてくれない人」は面白くないので、勝手に離れていきますよ。
3・すぐに頼ってくるママ友
自分でできることすら頼ってくる人は、けっこう迷惑です。
その人はいつも「幼稚園のプリントを無くした」と言ってはLINEで聞いてくるのが日常茶飯事でした。
お迎えの時に先生に聞くこともできるのに、それはしようとしません。
本人的にはコミュニケーションのつもりもあったかもしれませんが、私はだんだん負担に感じてしまいました。
何でも答えてあげるとエスカレートするのではと思い、LINEの返信回数を減らしていくとその人は他の人に相談するようになったので、
私は嫌われたでしょうが、これでよかったと思っています。
4・人の不幸を喜ぶママ友
これはママ友に限らず、人間的にかかわらない方がいい特徴ですが、
人の不幸を喜ぶ人は、自己肯定感が低かったり 満たされていない状況にある人間です。
誰かの失敗や不幸な話を、やたらと嬉しそうに興奮気味に話す人がいましたが、本当に怖かったです…。
そういった人ほど自分では悪意はないつもりだし、無自覚なんですよね。
5・人をコントロールしてくるママ友
何かを教えるのが好きな人、世話を焼いてくれる人、色んな提案をしてくれる人。
一見親切でいい人のように見えますが、関わると結構大変です。
見分け方としては、
- 子育てや家事など、自分のやり方を勧めてくる
- 一方的に話してくるので、相槌しか打てない会話になる
- 休日に人を集めて遊ぼうとするなど、イベントを仕切りたがる
一緒にいると、いつの間にか相手のペースになっているんですよね。
相手との会話の中で、いつのまにかスケジュールを把握されてしまい「この日空いてるでしょ?」と押さえられてしまいます。
私は自分のペースや予定を崩されるのは嫌なタイプなので、一度だけ付き合ってあとは断りまくっていました…。
未熟な時に出会う相手は同レベルが多い

「類は友を呼ぶ」と聞いたことがあると思いますが、
自分のママ友は結局自分と同じレベルの人
ということになります。
先ほど「関わらない方がいいママ友」を紹介しましたが、私もそういった人達と同レベルでした。
- 幼稚園生活が分からないことだらけで不安だった
- 見知らぬ土地で友達が欲しかった
- 自分より不幸な人を見ると安心した
- ひとりぼっちが怖かった
- 自分は正しいことをしているつもりだった
視野が狭く、母親としての経験も未熟だったために、私は知らないうちに同じ境遇の人間どうしでママ友ごっこをしていたのです。
そんな関係なので、幼稚園を卒園すればあっという間に疎遠になりました。
今は、自分が成長すればまた新しい出会いがあるのではないかと思いながら、パソコンの勉強やブログをやっています。
まとめ:あいさつ程度の知り合いで充分

ママ友と良い関係が続いている人をうらやましく思う事もありますが、
私にも挨拶やちょっとした会話をしてくれる人がいてくれるので、充分だと思っています。
昔は「内向的な孤独」を感じることが多く、いわゆるママ友トラブルも経験しましたが、
今は自宅で1人でポチポチとブログをしながら、ストレスフリーな充実した時間を過ごし、「自律的な孤独」を満喫しています。