マイナンバーカードは完成するまでに日数がかかるので、すぐ欲しくても即日発行はできません。
私の夫は会社へマイナンバー(個人番号)が分かるものを提出する際に、通知カードが行方不明で、マイナンバーカードも作っていない状態だったので、
市役所で即日発行できる「個人番号(マイナンバー)入りの住民票」を取得して職場へ提出したことがあります。
マイナンバーカードを作る場合、申請してから受け取りまでには私の場合(福岡在住)、16日ほどかかりましたが、市区町村によっては1か月以上かかったという内容も見受けられます。
ちなみに、申請方法については以下の記事に画像付きの手順を詳しく載せてあるので、よかったら参考にして下さいね。
>>マイナンバーカードをQRコードからスマホ申請する方法【かんたん】
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マイナンバーカードをQRコードからスマホ申請する方法【かんたん】
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2021年(令和3年) 1月~3月にかけて、まだマイナンバーカードを持っていない人に向けてQRコード付きの交付申請書が順次送付されていますが、
まだ申請していない人は、カードの発行までには2週間~1か月くらいはかかるので、すぐにでも申請しておきましょう。
この記事ではマイナンバーカードを申請後、どのような手順を経てカードの受け取りを完了したかという体験談となります。
余談ですが、マイナンバーカードの顔写真はコンタクトでバッチリメイクなのに、受け取りに行く時にはすっぴんメガネマスクでも職員さんの目視確認をクリアできたのか!?
といった、ど~でもいい話もしつつ進めて行きたいと思います。
もくじ
カードを申請すると交付通知書が届きます

マイナンバーカードを申請した人は、発行準備が整うまでしばらく待たなければなりません。
どのくらい待つかは市区町村によりますが、人口・申請の多い所では未だに1か月かかったり、受け取りも予約制の所があるようです。
申請したマイナンバーカードが完成して交付準備が整うと、市役所から「交付通知書」という封筒が住所へ郵送され、ポストに届きます。
この交付通知書がいつ届くかは、市区町村によっても違うので一概に言えませんが、福岡在住の私の場合はカード申請から16日後にポストに届いていました。
交付通知書に同封されているもの

- はがき(←受け取りに必要!)
- 暗証番号(準備用)
- カード受け取り受付期間お知らせ
- カードの取り扱いについて
- 本人確認方法のお知らせ
- 健康保険証利用のお知らせ
市区町村によって内容は違うかもしれませんが、結構たくさん入っていました。
その中でマイナンバーカードの受け取りに重要な2つの書類、
①はがき
②暗証番号用紙
について見てきましょう。
マイナンバーカード受け取り準備
やることは2つです。
- 通知書はがきへの記入
- 暗証番号を考えておく(受け取り時に市役所で入力するため)
この2点について見ていきましょう。
交付通知書はがき記入例

はがきの裏に「回答書」という欄があるので、
- カード受け取り年月日
- 申請者本人の住所
- 申請者本人の氏名
- 押印
をそれぞれ記入して、押印して下さい。
※本人が受け取る場合には委任状の部分は記入する必要はありません。
電子証明書の暗証番号を考える

お手持ちの用紙とは少し違うかもしれませんが、内容は同じです。
- 署名用電子証明書
- 利用者証明用電子証明書
- 住民基本台帳用
- 券面事項入力補助用
2・3・4は、同じ数字4ケタで設定することが出来ます。
誕生日・住所・電話番号などの推測されやすい数字は使わないようにしましょう。
マイナンバーカード新規発行は無料!
はじめてマイナンバーカードを作る人については、発行手数料はかかりません。
なので、今回は無料でカードを作成することが出来ます。
市役所に持っていくもの(カード受け取り)
マイナンバーカードの受け取りが予約制の方は、予約を取りましょう。
私の場合は、開庁時にいつでもマイナンバーカード受け取りOKだったので、すぐに市役所へ向かいました。
その時に持って行ったものは、以下の3点です。

いざ、市役所へ!
先ほどの3点セットを持って市役所に到着すると、受付の方に要件を聞かれたので、

と言うと、マイナンバーカード専用の窓口へ案内してもらえました。
1分くらい待ちましたが混雑している様子は無く、スムーズに呼んでもらえました。
通知書はがき&本人確認
パソコンが2台並んだテーブルに案内され、暗証番号を入力する画面の前に座るように促されました。
通知書はがきを渡して内容確認をしてもらい、
「ご本人様確認のため、免許証か何かお持ちですか?」
と言われたので、免許証を渡したところ、コピーをとらせていただきますと言われました。
すっぴんメガネマスクでの顔認証…
免許証を返却してもらい、何やら1分ほど待つと、
「顔認証をさせていただくので、カメラの前でマスクを外していただけますか?」
と言われたので、マスクを外して目の前のパソコンに付いている小さなレンズの前に顔を向けたところ…
「はい!ありがとうございます。」
と、顔認証をクリアすることができました!
※マイナンバーカード用の写真では、コンタクトでお化粧した顔だったので心配でしたが、スッピンメガネで顔認証しても大丈夫でしたよ!
パソコン画面から暗証番号の入力
事前に考えてきた暗証番号を、画面をタッチしながら入力しました。
どうやら画面は私にしか見えないようになっていて、職員さんには分からないようでした。
よく分からない部分は操作方法を教えてもらえたので、不安な人は確認しながら入力するといいですよ。
カード受け取りのサインをする
マイナンバーカードの受領書に受け取りのサイン(署名)を記入しました。
するとようやく…
やっとマイナンバーカードをもらえた!
全てのやりとりが終了して、やっとマイナンバーカードを受け取ることができました!
マイナンバーカードに表記されている
- 名前
- 住所
- 生年月日
に間違いがないか確認して、カード取扱の注意事項や有効期限について説明してもらいました。
健康保険証利用は事前登録が必要
令和3年(2021年)の3月からマイナンバーカードが健康保険証としても利用できるようになりましたが、
ただカードを作っただけではダメなようで、
健康保険証として利用するための事前登録が必要とのことでした。
私はまたの機会にすることにしましたが、
健康保険証として利用したい人は、カードを受け取った際に事前登録も一緒に済ませておくことをおすすめします。
まとめ:カード受け取りは10分で終了
所によっては顔認証を職員さんの目視で行うところもありますが、私のようにカメラで行うところあるようです。
すべて終わった後で、
「スッピンでメガネだったので、本人確認が実はちょっと不安だったんです…笑」
と職員さんと雑談したところ、
「ごくたまにカメラ認証できないお客様には、メガネを外してもらったりすることもあるんですよ?」
と教えていただきました。
実際にマイナンバーカードを作ってみて分かりましたが、
国がマイナンバーカード交付申請書を追加郵送したり、健康保険証利用、マイナポイント利用など、けっこう力を入れてきている印象なので、
これからカードを作成する人はどんどん増えると思います。
私の場合はカードの申請から発行まで16日でしたが、混雑状況によってはもっとかかるだろうと予想できるので、
マイナンバーカードを作ろうとお考えの人はすぐにでも申請しておくことをおすすめします。
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